求人で必ず見るべきポイント(残業代編)

求人で必ず見るべきポイント(残業代編) 転職サイト攻略

こんにちは!yossyです!

転職サイトの求人項目内では、「残業なし!」と書かれているのに、

細かい募集要項内ではみなし残業は20時間(繁忙時は40時間)

と書かれているのを見落としたばかりに入社後に長時間残業が続き、

「こんなはずではなかった、、、」と後悔してしまいます。

そこで今回はそのようなことがないように、

求人の残業時間をチェックポイントについて解説していきます!

転職サイトの求人では、残業のどこを見ればいいのか?

求人において、残業の明記がされているのは、

主に「みなし残業」と「固定残業」の2種類が多いです。

この2点について解説します。

みなし残業とは?

労働時間の計算が難しい場合に実際の労働時間にかかわらず、

特定の労働時間を働いたものとして「みなす」制度のことです。

固定残業制とは

実際の残業委時間に関わらず、一定時間分の時間外手当を毎月定額で支払う制度のことです。

求人票で固定残業代が設定されている場合は、以下の3つの項目の明示が義務付けられています。

  • 固定残業代を引いた基本給
  • 固定残業代に関する労働時間と金額
  • 固定残業時間を超過した時間外労働などに対して割増賃金を支払うことについての説明

なので、基本的には、求人票には以下のように記載されています。

基本給:月給28万円固定残業代4万円 20時間相当分を含む

20時間を超過した時間外労働の割増賃金は追加で支給

残業代について注意するポイント

色々な求人票を見ると、

給与欄の月給の下あたりに「」がついていることがあります。

例えば、

※月給は固定残業手当を含みます。

※みなし残業はありません。

※勤務時間・残業共に配属先によって異なる場合有

※残業月平均〇時間(前年度実績)

これらから応募企業がおおよそどのくらい残業時間が発生するのかなど、見落とさず要チェックしておきましょう。

また、みなし残業代(40時間相当分 8~13万円を含む)のすぐ下に「※残業は月10時間程度です。」と記載があったり、

残業時間についてあいまいな表現をする求人もあったりしますので、

注意深くチェックし、もし気になるようでしたら企業に質問してみるといいかもしれません。

【参考1】残業が多い仕事と会社の特徴

残業が多い仕事の特徴は以下のようなことがあげられます。

  • 業界内競争が激しい仕事
  • 責任の大きい仕事
  • 業務量が著しく膨大な仕事

また、残業が多い会社には以下の特徴があげられます。

  • 離職率が高い
  • 業務を任せる人がいないほど人が少ない
  • 長時間労働が美化される風潮のある会社
  • 上司のマネジメントが適正ではない

残業が多い業界と職種とは

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報」によると、一般労働者の月平均残業時間は13.8時間(1日あたり40分程度)となっています。

ただ、平均残業時間というのは、業界や職種によって大きく変わります。

残業時間が多い業界は主に、

  • 運輸業界
  • コンサルティング業界
  • エンタメ業界
  • 建設業界
  • 広告業界
  • IT業界
  • エネルギー業界

などがあげられます。

また職種においては、

  • プランナーなどのクリエイティブ職
  • 運送/配送
  • 店長職
  • 営業

などがあげられます。

転職活動をする上で、残業の多いかどうかの確認は業界だけでなく、職種と掛け合わせて考慮する必要があります。

【参考2】残業が少ない仕事と会社の特徴

残業が少ない仕事は以下のような特徴があげられます。

  • 毎日の仕事内容や量が決まっている。
  • 仕事量が少ない
  • 勤務時間がしっかり定まっていて、業務を次の人に引き継ぐ交代制を敷いている

残業代をたくさん稼ぎたい人はあまり推奨しないのですが、

プライベートが多く確保したい人は一番の大きなメリットになります。

また、残業が少ない会社の特徴は以下のようなことがあげられます。

  • 法人を対象とした事業展開をしているまた、そのシェアが高い
  • 有給を取得しやすい
  • 研修期間が長く設定されている
  • 離職率が低い

残業少なめ傾向な業界の特徴

逆に残業がすくないといわれている業界や職種をご紹介します。

業界については以下の通りです。

  • アパレル・ファッション販売業界
  • 信金・組合業界
  • 医療・福祉業界
  • 官公庁
  • 農林水産業界

※「リクルートエージェント:1.業界別 平均残業ランキング」より

また、職種については以下が少ない傾向にあります。

  • 販売員(美容・服飾関連)
  • 受付・事務関連
  • 総務
  • 工場作業員
  • B to Bメーカー営業

などがあげられます。

まとめ

これまで、転職サイトにおける残業代や残業時間の見方と、

参考情報として残業時間の多い・少ない業界と職種の特徴についてお話してきました!

転職サイトでの残業時間の見方ももちろん必要なのですが、

業界や職種によっても残業時間が大きく変わります。

残業代も含めて大きく稼ぐのなら残業時間の多い会社を選ぶのも一つの選択肢ですし、

家族とのプライベートな時間をより多く確保したい場合は残業時間の少ない会社を希望条件の一つに入れたほうがいいでしょう。

あなたにとってより良い転職ができますように、

少しでもお役に立てたら幸いです!

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